【あがなま読書日記 No.3】「日本の子供の自尊感情はなぜ低いのか」p35 〜 48

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おはようございます!mati6166です。

PG日記と並行して書いているので、なかなか日刊という訳にはいきませんが、読書日記の方もすすめていきますよ!(あー、「ほぼ日刊」にしといて良かったw)

※関連記事
【あがなま読書日記 No.2】「日本の子供の自尊感情はなぜ低いのか」p11 〜 34
【あがなま読書日記 No.1】「日本の子供の自尊感情はなぜ低いのか」p3 〜 10

【要約】

「私は…」という言葉の後に文章を続けさせて、20種類の文章を作成させるテストがあり、それによると人は12歳ごろから、自身の評価が主観的・外見的なものから客観的な内面認識に変化するという。
(年齢が小さいうちは外見的記述が多いとのこと)

その自己認識の変化の年代で、自尊感情が最も低くなることが報告されているとのこと。

古いが最も普及した自尊感情尺度として、「ローゼンバーグの自尊感情尺度」というものがある。(1965年作成)
これは自己報告的な調査である。
※詳細はコチラ

最近行われるようになった認知科学の方法を用いた心の内面を知る研究として、本人も自覚できない潜在的な態度を調べるIAT(潜在的連合テスト)と呼ばれるテストがある。
※IATテストのホームページはコチラ。(実際にテストも受けられそう。まだ試していませんが)

前述の「ローゼンバーグの自尊感情尺度」と「IAT(潜在的連合テスト)」から、日本人は「自己報告式のテストではアメリカ人・中国人よりも低いが、反応時間を測定するテストでは結果に差異はない」という調査結果になった。

自分で自分を認めたいと思っていても、他人に悟られる場面では自尊感情を高めることができないのが日本人の傾向。

抑圧された本心は、周囲の人間、特に自分よりも立場の弱い者に向かうことになる。よって、親の本心は立場の弱い子どもに向かう。

子供にしてみれば、自分自身の本心を出すことには自重を求められ、親世代からは一方的な期待を背負うことになる。

【感想】


昔から、人の本心を計測しようという動きはあったが、本当の気持ちを知りうることはできない。それも、これまでの調査が大人を対象にしたものが多かった為、「多感な時期を含めた子どもの気持ちを知る」という意味においては、まだまだなのだと思う。

「本心を抑え込む」のは、典型的な日本人らしさだなぁと思う。これはもう文化としか言い様のないものなんだろう。

これは人から聞いた話だが、学校にあるカウンセラー室ひとつとってもそのようで、アメリカの子どもは「ちょっとスクールカウンセラーのとこ行ってくるわー」と他者に気軽に言えるのだという。
それに対し、日本人がそれを言ったらもちろんのこと、たとえ行っている事実を知られただけで好奇の目の対象になってしまうだろう。

こんなところで「文化の違い」について考えることになろうとは。。

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