【やってみた】アイデアしりとりをして気づいた大事なこと
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Originally uploaded by paul bica
おはようございます!mati6166です。
以前、週次レビューで取り上げた「アイデアしりとり」を使って、iPhoneアプリで何を作るか考えていると書きました。
「アイディアしりとり」ただいま実践中です!
iOSアプリで何を作るかをテーマに考えています。※関連記事から一部抜粋
《関連記事》
・【週刊】あがなまPocketレビュー(7/30〜8/5)
「アイデアしりとり」のやり方は以下の通りです。
①考えたいテーマ(問題)に対して、しりとりで次々に出てくる言葉から連想されるアイディアを考え、どんどんメモしていく。
②100個のアイディアを出し、その中から「候補アイディア」を自分で5個選ぶ。
③5個を、客観的な視点や人の意見などを参考にしたり、さらにアイディアを吟味し企画書に起こすなど、形にする。
④これを10セット実施し、10アイディアを企画書にして、さらに吟味すると、そのうち1つは最高のアイディアとなる。※引用元
誰でも1,000個のアイディアを大量生産できる、「アイディアしりとり」がすごい!:Blogで本を紹介しちゃいます。
テーマを「ユニークなiPhoneアプリ」にし、実際にしりとりをはじめていったのですが、これがまた全然進まない。。
100個しりとりを続けるのも地味に大変だし、そのひとつひとつにテーマにそったアイデアを考えるのはかなりタフな作業でした。
ここで、最初に結論を述べておきます。
「1000個アイデア出す前に力尽きました」
100個考えた時点でだいぶ苦労して、「これやってて意味あんのか?」状態になってしまいました。。
ただこの経験から大事なことに気づきました。
お前はアイデア出しができるほどアプリを作ったのか?
しりとりをしていた時に薄々感じていたことなのですが、アイデアを出したとて、そのアイデアをどう具現化するのか・できるのかという問題が待っています。
実現方法にあまり縛られすぎるのもアレですが、「どのフレームワークを使えばできそうか?」「どのライブラリのどのメソッドが実現方法として近いか?」といったことがアイデア出しの時点でおぼろげながらでもイメージできるのが理想だと思うんです。
それを踏まえると、今の自分にはアイデア出し以前に、それができるほどの引き出しがないことに気づきました。。
アプリ開発の目的は何なのか?
ここで一回原点に立ち返ってみます。
「自分にとってのアプリ開発の目的とは?」
それは「経験と実績を積むため」です。
今の現場は開発現場ではなく、企画・運用の現場です。開発はまったくしておりません。
今の仕事に不満はありませんが、このまま開発から離れてしまうことにとても不安があります。
今の仕事がいつまで続くかも、いつ開発現場に戻されるかも分からないからです。
そんな背景からiPhoneアプリ開発をしようと思い、スクールに通った経験を経て今に至ります。
つまり今の私にとってアプリ開発の目的は完全に「経験値をかせぐ為」なのです。
経験値をかせぐだけなら、極端な話、どんなアプリを作るか考える必要はありません。
「なにが出来るようになりたいか?」
私にとってのアイデア出しの入り口はここだったのです。
なにが出来るようになりたいのか?
そこで今一度「なにが出来るようになりたいのか?」考えることにしました。
その結果が以下の通りです。
・写真にフィルタをかけて加工できること。
➡ (CoreImageフレームワークの使い方習得)・写真をドラッグ&ドロップして所定の場所におくことができること。
➡ (UIImageまわり?の制御の仕方を習得)・シェイクジェスチャーで何かアクションを起こすことができること。
➡ (NSResponderの使い方習得)・写真をデバイスに保存できること。
➡ (UIImageやNSDataの使い方習得)・各種SNS(Facebook, Twitter)と連携して加工した写真を投稿できること。
➡ (Twitter.frameworkの使い方&Facebookのフレームワークの使い方習得)
※FacebookフレームワークはiOS6になったら取り組む予定。・加工した写真を利用して、他の写真を加工すること。
➡ (UIImage & NSDataまわりの使い方習得)
「なにが出来るようになりたいのか?」に絞って考えた結果、出てきた考えの順に列挙しました。
写真の加工はやってみたいよねー。面白そう!
↓
加工ができたら、それを自由に置きたいよなぁー
↓
出来上がった作品は保存したいよねー
↓
自分のデバイスに保存だけじゃなくてやっぱSNS連携は必須でしょ!
といったように、やってみたいことを挙げていけば自ずと開発するアプリの全容が浮かび上がってきました。
それと同時に、これを作り上げれば自分の引き出しも結構増えるな!とモチベーションが上がってきました!
動機をブレさせたものは一体何か?
上記のように、私にとってのアプリ開発の目的は「経験と実績を積むこと」でした。
「なにが出来るようになりたいか」考えてみたらいろいろアイデアが出てきました。
ではなぜもっと早くこの状態に行き着かなかったのでしょうか??
それは、
「目的をひとつに絞れていなかったから」
「経験を積む」ことのみに集中していたのではなく、実際はこんな条件を無意識に課していました。
それは、
「売れるモノを作ること」
そりゃあせっかく作るんですもの。たくさんダウンロードしてもらいたいですよね!
ただ、「売れるかどうか」なんてアプリを公開してからじゃないと分からないし、目的とするにはかなりアバウトな目的です。
そのアバウトさ故に、いつまでたっても何を作るか考えるだけで結構な時間を使ってしまいました。。今思うと「そんなに考えてる暇があるなら手を動かせよ!」と言ってやりたいぐらい。
※Google先生に「iPhoneアプリ 何を作ればいいか分からない」と聞いて、結局誰もそんな悩みを抱えていないことを知って、「Google先生が教えてくれる訳ねぇじゃん」と今の自分のダメさに絶望したのは今となっては良い思ひ出。。
【まとめ】「自分の勉強」なのか「おこずかい稼ぎ」なのかははっきりさせといた方が良い!
というまとめを締めの言葉として、さてこれから少しずつ頑張ってみたいと思います!
はじめは「ほぼ日刊」にしようとしていたカテゴリー「あがなまPG日記」もいつの間にか「ほぼ休刊」になってしまったので、徐々に充実させていきたいと思います!
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