【教育】TFJセミナーに行ってきました!

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こんにちは!mati6166です。

22日(土)の夕方頃から、TFJ(Teach For Japan)さん主催のセミナーがあったので参加してきました!

中原徹氏をお招きし、『今、教育現場で求められている事 』と題するセミナーを関西で開催いたします。 | Teach For Japan

テーマは「今、教育現場に求められていること」。

ゲストは、あの(「あの」って言うのもおかしな話なのかもしれませんが)大阪府立和泉高等学校 校長、中原徹先生です。

中原先生のプロフィールはこちら。

早稲田大学法学部卒。1994年に司法試験合格後、東京の法律事務所勤務を経て、米国ミシガン大学ロースクールへ。2000~2009年、米国ロサンゼルスの法律事務所に勤務。共同経営者に。2010年から現職。和泉高校校長就任後、「いかなる国際情勢でも生き抜く人材育成」をスローガンに掲げ、様々な改革に取り組む。

引用:http://teachforjapan.org/wordpress/blog/2012/12/01/event_20121222/

教育業界にとって今までなかった視点で学校経営をされたり、メディアにも多く出演、クリティカルなお話をされることから、賛否両論分かれる方です。

そんな中原先生が考える、そしてTFJの代表である松田さんが考える「教育現場に求められていること」とは何なのか?
それを知りたくて参加しました!

中原先生の講話:学校教育をクリティカルシンキングする!

中原先生の考えは首尾一貫していて「グローバル時代に生き残れる人材を育てる」ということ。
そのため、和泉高校には、学校のオリジナル科目である「英語超人」があり、TOEFL80点をめざす特別コースがあるそうです!

その他にも2013年度入学生から「グローバル科」という学科も設けるようです。
学校HPより

レジュメを準備してくださっていたので、それに基づき、どんな話だったかを箇条書きではありますが、紹介していきます!

1. なんのために教育はあるのか?
これは「教育とはこういうことを言うんじゃー」という押しつけ論を話しているのではなく、それを考えることの大切さをお話されていました。

以下は、「考える」行程から、実際に「実行」に移すまでの過程です。

(1)考える
 「なんのために教育はあるのか?」を考える機会をまず設けること。
 先生曰く、これを普段から考えている人と考えていない人はやはり差が出るそう。

(2)ビジョンの策定
 考えていく中で、「どんな子供を育てたいか」「どんな子供になってほしいか」という自分のビジョンを決める。
 しっかりしたビジョンがないとブレる。

(3)自分のアイデアを検証する
 ビジョンが定まると、いろんなアイデアが出てくるが、それらアイデアをしっかりクリティカルシンキング(批判的思考)すること。
 リスクの想定(それを行った場合、それについていけない子供はどうするか?それを行った場合の教員の負荷は? etc…)や、それに対応したマネジメントを考える。

後はど根性!
しっかりクリティカルシンキングできたら、後はもうやるしかない!!

 

2. 先生の資質
中原先生の考える、先生の資質についてのお話。
たしか、この時点で予定講話時間たしか20分くらいだったはず(笑)
「10倍話したいことがある」と仰っていただけに、話は尽きません!

(1)車の両輪(2つの不可欠要素とは)
「技術」と「情熱」。

ここでいう「技術」とは、受験情報に限らない教育業界の動向や、分かりやすい教授法の研究等のこと。
中原先生曰く、教育業界では後回しになりやすいことだそう。

和泉高校で「TOEFLをやろう!」と言った時、英語の教員の方11名の中で良い反応をしたのが2名だったそう。

結局、教員の方の一番最後にいきつくのは「技術への自信」なのではないか、とのこと。

(2)ダメな先生とは?
・ひとりよがりな情熱を押し付ける人。
・教科の知識がない。
・誤りを認めない。
・分け隔てをする人。(生徒に対するえこひいき。子供は大人より敏感。)
・保身にはしる人。
・うそをつく人。

これは何も先生だけに当てはまる話ではなく、どんな人にも当てはまる話ですね。

(3)よい先生とは?
・教えることにプライドをもって日々精進する人。
・自分が間違っていたら生徒に謝る人。
・ビジョンを持っている。また、それをしっかりクリティカルシンキングできている人。
・バランス感覚をもっている人。

これもどんな人にも当てはまる話。私もこんな人になれるように努力せねば。。

 

3. 教育現場のウソ・ホント
最後は、中原先生がよく質問されるようなものをまとめてくださったものを少し駆け足で紹介されました。
※この時点ですでに予定時間オーバーしてたので(笑)

(1)公立学校の先生はやる気がないか?
→ 人による。
一般的な組織に当てはまる「2・6・2の法則」が当てはまるのではないかとのこと。

(2)先生は世間知らずか?
→ 挨拶の仕方やメール等、「社会常識を知っているかどうか」という意味では、わりかし多いかもしれない。(サラリーマンのように研修等で教わる機会がないため)

(3)モンスターペアレントって本当にいるの?
→ テレビドラマのような人はいないが、「無責任だなぁ」と思う人はいる。
 今の日本は、責任と権限の適切な分配がなされていない。

(4)先生って給料安いの?
→ おおむね本当。講演では先生ご自身の給料も暴露されていましたが、ちょっと自重させてください。。
 ただ、大阪府の教員(全部で約5万人とのこと)には能力給のようなものがあるらしいのですが、一番優れている方を1位とすると、5万位ぐらいの方との給与の差は15万円くらいしか違わないのだそう。。これには驚き!

(5)学校が鍋蓋社会ってホント?
→ ホント。

(6)学校は年功序列社会ってホント?
→ ホント。鍋蓋社会とは言いながらもやはり序列といったものはあるようで、何かと気をつかう文化らしい。

(7)先生って忙しいの?
→ ホント。大抵の先生は忙しい。

 

以上、約1時間ではありましたが、非常に中身の濃い講話でした!

私は中原先生のお話をしっかり聞くのは今回がはじめてで、普段はメディアでセンセーショナルな扱いしかされていない為、正直「自分の主義主張を押し付ける乱暴な人」という印象が少なからずあったのですが、実際は、ご自身のビジョンをしっかりもって、絶えずクリティカルシンキングを行い、大胆ながらも謙虚に学校経営を行われているのだなと思いました。

TFJ松田さんの講話:TFJの取り組みについて

続いて、Teach For Japanの代表、松田悠介さんの講話です。
Teach For Japanのプログラムについてのお話でした。

松田さんの基本的な考え方として、教育において子供が悪いなんてことはなくて「大人が作り出す環境に子供は作られる」という考え方なのだそうです。

TFJが解決したいこととして2点挙げられていました。

① 社会から求められている能力等の要請と現教育との乖離の是正
② 教育格差の是正

そのためにTFJがこれから取り組もうとしているプログラムについて、情熱をもってお話してくださいました!

 

※松田さんの仰っていた内容は、以下の記事に書かれていることとほぼ同じだったので、もっと知りたいという方は以下リンクをどうぞ!

つながるべき教育現場と産業界/日経ビジネスオンライン

日本の教育格差はこの20年で広がっていた!米国より深刻な“隠された貧困”と“教育現場の危機

質疑応答タイム

休憩をはさんで、Q&Aタイム!

「TFJの2年間教員を派遣するプログラムについて、2年間というスパンは最適なのか?」

「今、日教組等、悪いとされている組合のような存在に将来的にTFJがなってしまうということはないのか?」

「なにかを変える際に、それに反対する人に対してどう対応したのか?」

などなど、様々な質疑応答がなされていました!

私は途中で退出しましたが、きっとその後も熱い質疑応答は続いていたのでしょう!

まとめ:何かを変えようとしている人のエネルギーはすごい!

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photo credit: Bindaas Madhavi via photopin cc

中原先生は学校経営の立場で、松田さんはNPO法人の立場で、それぞれ教育をよりよいものに変える為に尽力されていました!

これらを「起業家精神」という言葉が適切なのかは分かりませんが、新しいことを起こそうとしている方が共通してみなさんエネルギッシュですね!

ぜひこれからも頑張ってほしいし、自分も自分なりに出来ることをやっていきたいなと思いました!!

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コメント

  • Spot on with this writeup, I actually believe this website needs a great deal more attention. Ill probably be returning to read through more, thanks for the info! ddakfcebdgegdbgd

    2014年4月29日12:52 PM | Smithk965

    • Thank you so much !! :)

      2014年5月11日9:04 PM | mati6166

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