【D×P】自分にとって「クレッシェンド」とは何だったのか?
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こんばんは!mati6166です!
もう先週のことになりますが、19日(土)、D×Pのプログラム「クレッシェンド」が終わりました!
5月から毎月開催のプログラムで、今月で9回目!
通信制高校の生徒と関わってきました。
当日の様子はスタッフさんのブログに書かれているのでこちらをどうぞ!
第9回クレッシェンド『ユメブレスト』のご報告 | NPO法人D×P スタッフブログ
今回の授業で一応最後でしたが、他のコンポーザーの方も仰っていました通り、これで生徒と、またD×Pさんとの関係が終わるとはこれっぽっちも感じていませんし思ってもいません。
ここで共に授業を受けた生徒とは、きっとこれから長い付き合いになっていくことでしょう。個人的にはそれをとても嬉しく思っています。
回数は減ってもまた定期的に会って、お互いの近況報告ができることを楽しみにしています!
さて、今回は、クレッシェンドを終えて1週間、自分にとってこのプログラムでの経験とは何だったのかについて考えたいと思います。
約8ヶ月をざっと振り返ってみます!
クレッシェンドに参加した後は、ブログで報告をするように心がけていました。(途中、書いていない回もありましたが…)
事前研修会
・【D×P】新しいスタートはワクワクさんです!
コンポーザーとして参加することが決定して初めての集まりで、他のコンポーザーさんとの初顔合わせでした。
ここではじめて「ユメブレスト」を行いました。
自分の夢や目標を初対面の方に話すこと、また初対面の方の夢や目標を聞くことはとても刺激になって良い経験だったと思います。
通信制高校という学校の特徴等の講習を受け、よし準備万端!と思ったのかというとそうではありませんでした。
「うまく生徒とコミュニケーションが取れるだろうか」
「生徒が参加して良かったと思えるようなことを提供できるのだろうか」等々。
やはりいろいろ不安でした。
ただひたすらに緊張した第1回
・【D×P】緊張・発見・驚き
初回はコンポーザー、高校生、共に緊張していたと思います。
まず人が多かった!確か13人くらいいたんじゃないかな。
グループになってコミュニケーションを取るにしても1人で複数人の高校生を見ていなければいけないことにとても苦労しました。
そんな中でも高校生それぞれの個性が少し分かって、まだまだ不安は尽きないけど頑張っていこうと思ったのを覚えています。
まだまだ手探りな第2回
・【D×P】他人の失敗体験談を聞いて、人は何を感じるのだろう?
1回目より打ち解けた雰囲気で始まった2回目の授業。
アイスブレイクで生徒の顔に笑顔が見れて、ホッとしたなぁ。
コンポーザーからは、自分の失敗談のプレゼンテーション。
高校生にとっては、そこまで身近ではない・でもある日突然やってきた時に自分の話を思い出してほしいと思い、結構重い話をしました。
いきなりは自分ごととして感じれなかったと思うけど、これから先「そういえばそんな話聞いたことあるなぁ」と記憶の片隅にでも残ってくれたらと思います。
生徒へのプレゼンにも慣れてきた第4回
・【D×P】迷い・葛藤はだれでもあるもの
第4回になって、生徒が結構減りました。
それでも少人数になった分、ひとりの生徒に対して深く話すことができました。
第4回のテーマは「ぼく、わたしが進路を決めたとき」。
進路をはじめとした、大きな意思決定においてやはり生徒も不安感があるようでした。
この頃から、各生徒の悩みを少しずつ感じることができたかなと思います。
※番外編 一般の方の前で経験談をお話させてもらいました
・【D×P】中期事業報告会でちょっとお話させて頂きました
これはちょっと番外編。
D×Pさんの中期事業報告会で、コンポーザーとしての経験談を参加者の方にお話させて頂きました。
貴重な機会を頂いたことに感謝でした。
生徒と一緒に行動目標を考えた第6回
・【D×P】目標への一歩は大小関係ない。確実な一歩には違いない。
第6回から、生徒に具体的な行動の目標を立ててもらうフェーズに入りました。
それまではコンポーザーの話を聞いて質疑応答という形態が多かったですが、この回ぐらいから生徒とともに考え、生徒の行動をサポートするといった形になりました。
目標設定の難しさ、時間までに生徒が納得した答えを見つけるまでのサポートの仕方、どれをとっても難しかったのを覚えています。
「自分のことを自分で考えて何かする」だったらとても簡単ですが、やはり人をサポートするのは大変です。
それでも目標が決まったときの生徒の良い表情がその苦労を吹き飛ばしてくれました。
生徒の成長をひしひしと感じた第7回
・【D×P】行動を起こしていくと人は頼もしくなる
第6回で立てた目標の振り返りと、来月までの目標を決める回でした。
目標達成して成果を持って来てくれた生徒がいて、そのクオリティがびっくりするほど高くて、努力したんだなぁと感心しました。
やはり行動していく生徒は表情が生き生きしてきます。
それがとても頼もしいなぁと感じた回でした。
2012年を振り返り、総まとめができた第8回
・【D×P】今年一年をしっかり振り返ってみる
12月にあった第8回は、2012年を振り返った回でした。
コンポーザーも生徒も、この1年を意味のあるものと自分の中に落とし込めていたようでした。
私としても、クレッシェンドに参加したのもあってか、2012年は良い意味でも悪い意味でもとても充実していた1年だったなと思いました。
自分に取って、このプログラムは何だったのか?
そもそもコンポーザーをやろう!と思ったのも「このプログラムを通して生徒に何がもたらされ、自分には何が残るんだろう?」という思いがあったからでした。
「自分にとってこのプログラムは何だったのか?」
自分にとっての答えは「新しい人との出会いと学びと経験の8ヶ月」だったと結論づけられそうです。
「新しい人」というのは、高校生、コンポーザーの方、そしてスタッフの方のこと。
このプログラムに参加しなければ出会わなかった、深く関わることがなかった訳ですから。しかもこの方々とは、夢や失敗談、目標等ふだんの生活ではなかなか深くまで話すことができない内容を共有できたので、短期間ながらも深い関係が築けているんじゃないかなと思います。それは自分にとってすごく大きい財産です。
「学び」とは、そんな方々の話を聞けたこと。
高校生には高校生の悩みや想いがあること。その中には大人になってなかなか鈍感になっていたことがあって考えさせられることが多かったこと。
年下のコンポーザーさんからは、自分の経験してこなかった話を聞いて単純に羨ましがったり、考えがしっかりしているなぁと感心したこと。
年上のコンポーザーさんからは、人生の先輩としてのありがたい話が聞けたこと。
スタッフさんからは生徒に真摯に向き合う姿勢を忘れず、コンポーザーにも気を配り、運営にも入念な準備をする。それだけ多忙でも笑顔は忘れない、そんな姿勢に「すごいなぁ」と感心するばかりでした。
きっと本気でこの事業をやりたい人が集まっているからこそ、D×Pという組織は成り立っているんだなぁと思いました。
「経験」とは、まぁ、そんまんまです。
高校生と交流をもつこと、人前でプレゼンをすること等、多くの経験をさせてもらいました。
特にプレゼンに関しては、合計で3時間ぐらいはあったんじゃないかな?
たくさん場数を踏ませてもらったことで、最後の方は8分のプレゼンを8分ジャストでこなすことができましたw
良い人に恵まれた・学び多き8ヶ月でした!
これは一番最後にみんなで撮った集合写真です。
この写真すごく好きなんですよねー。共に8ヶ月取り組み続けた証なんだなと思うと、とても大切な一場面です。
(個人的にはなんか必要以上にずんぐりむっくりしてるなーと微妙な思いもあるんですが…。何?いつもこんなんやって?やかましい!w)
今回振り返ってみて思うのは、「オレずっと生徒だったなぁ」ということ。
一応コンポーザーという、年上の社会人として参加させてもらいましたが、ずっと勉強させてもらってたなぁと思うばかりです。
クレッシェンドは高校生に提供する授業ではあるものの、それに参加する大学生や社会人にもりっぱに授業なり得ていると私は思います!
来年度はどうするかはまだ考えていませんが、引き続きコンポーザーとして参加するもしないも、D×Pさんとは継続して関わっていきたいなと思っています!
みなさん、ありがとうございました!!
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